≪DRAFT Z系BILLETバックステップキット TYPE-Zの開発≫
PMCが「DRAFT」ブランドとして世に出した商品は数多くあります。その中でも超ロングセラーの一つが「BILLETバックステップキット ディスクブレーキ用 TYPE-1 」です。
この名作を令和に通用するクオリティにリメイクし、次の20年を担うアイテムとして企画されたのが「BILLETバックステップキット TYPE-Z 」。
Type-1からどのように進化したのか、詳しく見ていきます。
<参照:TYPE-1>
1.ローレット部:Type-1のローレット部は細やかなパターンを採用する事でデザイン性に優れていますが、その分削りが浅く足底のグリップ力が弱く感じることがあります。
Type-ZではZ900RSのカスタムパーツにも採用している彫りの深いローレットを採用し、グリップ力の強化を実現しました。
また、サーキット利用時に必要なバーエンドキャップの装着も可能です。
<Type-Rローレット部>
2.ブレーキスイッチフックへの対応
Type-1にブレーキスイッチスプリングを装着する際は一部加工の必要がありました。Type-Zではこの部分を見直し、純正リアブレーキスイッチと連結できるようペダルの裏側にM3x5㎜の穴を設けており、ワイヤリング等でご使用が可能となります。。
3.リターンスプリングの採用
ブレーキペダルを踏みこんだ後の戻りについて、Type-1はリアマスターシリンダー自体の反発力を利用していました。Type-Zでは更にリターンスプリングを採用する事でレスポンスの向上を実現しました。
<Type-Rリターンスプリング>
4.シフトバランスの改善
Type-Zではシフトペダルのレバー比バランスを見直し、より確実なシフトチェンジが行えるように改善しました。また、Type-1からの継承として両ペダルを外側にオフセットする事で操作性と快適性を両立させています。
<Type-Rシフトペダル>
PMCがこれまでに培ってきたノウハウを結集し、令和版としてスタイリッシュにアップデートを遂げた「BILLETバックステップキット ディスクブレーキ用 TYPE-R」はブラック・シルバーの2色展開で2024年8月の発売予定です!