KAWASAKI 旧車 パーツ 特集 【Z1/Z2 シート】
弊社の記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は KAWASAKI 旧車の代名詞「Z1/Z2」のカスタムパーツで代表的な「シート」のご紹介をします。
また、シートについてよく聞く言葉の意味などもご紹介していきます。
【Z1/Z2 シートコンプリート】
耐久性、耐候性に優れるバイクシート専用の高品質合成皮革、純正同様のスチール製シートベースを使用したオリジナル復刻版。
オリジナルフォルムを再現した初期型タイプや、純正スタイルを維持したままのカスタムスタイルにお勧めのあんこ抜きタイプ、カスタムルックスなタックロールタイプ、往年のZ1000S1を彷彿させるレーシーなS1タイプなど仕様やお好みでお選び頂けます。
Z2仕様には、シートベルトが装着されています。
※KZ用シートキャッチ(品番:81-5344)を併用することで、76年式から78年式のKZ1000A1/A2、Z750A4/A5、Z750D1にも装着可能になります。詳しくはコチラをご覧ください。
【あんこ抜きとは?】
シート選びなどでよく耳にする言葉の中で「あんこ抜き」と聞いたことはありませんか?知らない人からすると食べ物のあんこを彷彿とさせることがありそうな名前ですが、この言葉は何を指すものなのでしょうか?
まず、シートで言う「あんこ」とはポリウレタン(polyurethane)と呼ばれる素材のことを指します。シートの中にあるスポンジのことです。由来は食べ物のあんこから転じて、シートの中の詰め物として呼ばれるようになった経緯があります。
そのあんこを抜くわけですから、「シートの中に詰まったあんこ(ポリウレタン)を削ってシート形状を変える加工」という意味で「あんこ抜き」が使われるようになったのです。
あんこ抜きの目的は、ライディングポジションを自分用に整えたり、足つきを良くしたりと様々あります。
Z系では特にルックスがカスタムライクになりスポーティな印象になります。
それ以外でも、あんこ抜きとは逆の「あんこ盛り」と呼ばれる加工も存在します。
それぞれのスタイルによって多種多様のカスタムがあり、車両全体のイメージも左右します。
こだわりたいカスタムパーツですね。
【タックロールとは?】
次は「タックロール」という言葉についてです。
「タックロール」とシートがどういう関係にあるのでしょうか?
タックロール(Tuck roll)とは、Tuck=縫い上げ roll=回転・巻き という意味が組み合わさり、「一定間隔に横筋を縫い上げられたデザインが入った表皮」のことを指します。特徴的な横筋が入った代表的な加工の一種です。
加工時に表皮下のスポンジも共に縫い込まれるため、間隔や縫い込む強さで様々なモコモコ感を演出することができます。
様々なカスタム・デザインが幅広く存在するということもあり、シートへのこだわりが止まりません。
【最後に】
ここまでで様々なシートや言葉のご紹介をさせていただきました。すべてを細かくは紹介できませんでしたが、少しでも楽しんでいただけたり、知識として知ってもらえるととてもうれしく思います。
上の画像はZ1のシートです。こちらに使用しているのは《Z1/Z2 シートコンプリート 初期型 Z1仕様(ベルト無)》です。
KAWASAKIの旧車の代表格である「Z1/Z2」。PMCではリプレイスメントパーツからカスタムパーツまで幅広くラインナップしています。
引き続きご紹介していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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